相続開始から長期間経過後に相続争いが再燃、裁判所の和解勧告で解決したケース

2018年08月14日解決事例(遺産相続)

遺産相続

相続開始から長期間経過後に相続争いが再燃した事案で、裁判所の和解勧告で解決できたケース

相談前 20年近く前に終了したと考えていた相続問題が再燃した事案。依頼者は相手方(相続人の1人)からの、突然の訴訟の提起に大変驚き、またそれで親しくしていた相手方の豹変に困惑した。
相談後 交渉もまとまらなかったために、相手方が依頼者を被告として提訴した。
遺言はあったものの、自筆証書遺言であったため、内容も不明確でかつ相続人間でその解釈に食い違いがあった。また20年前のことであり、20年間に様々なことがあり、正確な記憶や記録もなかったが、証人尋問を経て、最終的には裁判官の和解で適切な解決に至った。
弁護士からのコメント 相続人間の感情の対立の問題もあり和解は容易ではなかったが、20年間の出来事をできる限り正確に裁判所に伝え、裁判所の理解を得て和解にこぎつけることができた。依頼者もこのような解決内容もあると最終的には理解をして頂いたので、相続人双方のために良い解決となった。

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