遠隔地に居住している相手方と親権、養育費などを争ったケース

2018年08月14日解決事例(離婚・男女問題)

離婚・男女問題

遠隔地に居住している相手方と遠隔地の裁判所で親権、養育費等を争った事案で、遠隔地の裁判所に出頭しないで解決できたケース

相談前 夫である依頼者は東京に住み、妻である相手方は福岡に住んでいた。相手方は東京地裁での離婚調停を経て、福岡家裁に親権、養育費、慰謝料を求めて提訴した。
相談後 裁判所は福岡家裁と遠隔地にあるが、最近では電話による調停も可能であるため、最終的には一度も福岡家裁に出頭することなく和解が成立した。
双方が親権を主張していたが、小学生の子供たちは相手方である母親と暮らしており、さらに何年間も依頼者との面会交流も拒んでいた。
最終的には母親が親権者となり、面接交流も実現し、さらに適正な金額の養育費が決められた。
弁護士からのコメント 依頼者と何度も相談し、最終的には母親の親権はやむを得ないと依頼者には納得して頂いた。そのうえで面会交流が再開し、依頼者にとって充実した面会交流の機会と条件を勝ち取ることがでた。また相手方も依頼者の窮状を認め、過去に遡っての養育費の請求も断念してもらった。親権者にはなれなかったが、充実した面会交流の機会が得られたので、最終的には依頼者も大変満足して頂いた。

TOP