未公開株式の上場に関する虚偽の事実を裏付けて、売買代金を回収できたケース

2018年08月14日解決事例(詐欺被害・消費者被害)

詐欺被害・消費者被害

未公開株式が必ず上場すると虚偽の事実を告げて買わされた事案で、虚偽の事実を裏付けて、売買代金を回収できたケース

相談前 知り合いから近々必ず上場されると誘われて未公開株式を購入した。しかし未公開株式は一向に上場されるどころか、未公開株式を発行していた会社の経営状態も怪しくなり、上場の可能性はほぼなくなった。
相談後 未公開株の購入者はまだ若く、他に株式の取引も行っており、単純な無効主張をしづらい事案だった。そこで未公開株の売買の際に売主がどのようなことを言って依頼者に売り込んだのか(絶対に近々上場されると言ったか否か)等が重要な争点となったが、結果的には裁判官の和解提案で解決できた。
弁護士からのコメント 依頼者が集めた証拠を多角的に用い、さらに売主の反対尋問を行った結果、最終的には反対尋問が成功したために裁判官の心証を変えることができた。
裁判官から反対尋問の成功に関する言及もあり、依頼者からも裁判官の心証を変えることができたことに感謝された。

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